片付けが続く家のつくり方|注文住宅の収納計画で押さえるポイント

公開日:2026/06/15
片付けが続く

毎日生活していると、気がつけば物が散らかっていることがあります。家のなかがすぐに散らかってしまうと、片付けのストレスが増えてしまいます。注文住宅では、暮らしに合わせた収納計画を立てることで、自然と片付く家が作れます。本記事では、家族全員が無理なく整理できる収納の基本やポイントを詳しく解説します。

片付けが続く家をつくるための収納計画の基本

片付けが続く家を作るには、ただ収納を増やすだけではなく、どこに何を置くか、どう使うかを考えた収納計画が大切です。ここでは、整理された空間を自然に維持できる家を作るための基本の考え方を紹介します。

収納は使う場所の近くに置く

片付けやすい家の基本は「物の使用場所に収納を置くこと」です。リビングで使う本や雑誌はリビングに本棚を置き、玄関で使う靴や傘は玄関近くにしまうことで、使った後にすぐ戻せる仕組みができます。家族全員が無理なく片付けられる環境を作ることが、散らかりにくい家の第一歩です。

将来の変化も考える

子どもが成長したり、趣味や家族の生活スタイルが変わったりすると、必要な収納も変わります。棚の高さを変えられる可動式の棚や空間に少し余裕をもたせることで、将来的にも使いやすい家になります。片付けやすい家は、今だけでなく、先の生活にも対応できる柔軟さが重要です。

利用頻度に合わせた収納設計

収納する物は、どのくらいの頻度で使うかによって置く場所を決めます。毎日使う食器や調理器具は手の届く高さに、季節物の衣類やアウトドア用品は高い場所や奥のほうに収納することで、家全体をスッキリ保てます。物を取り出す手間を減らすことも、片付けを続けやすくするコツです。

注文住宅の収納計画で押さえるポイント

注文住宅は、家族の暮らし方に合わせて自由に設計できる点が魅力です。しかし、ただ大きな収納を作ればよいというわけではありません。ここでは、注文住宅で収納を考えるときに押さえておきたいポイントを詳しく解説します。

収納面積より収納効率を重視する

家の収納は、広さだけでは片付けやすさは決まりません。大事なのは、使いやすさや取り出しやすさです。棚の高さや奥行き、ハンガーパイプの位置など、実際に物を出し入れする場面を想像して設計すると、毎日の片付けがぐっと楽になります。

造作収納のメリットと注意点

造作収納とは、家の間取りに合わせて作るオリジナルの収納です。壁面や階段下などのデッドスペースを活用でき、床面を広く使えるのがメリットです。ただし、既製品に比べて費用が高く、設置後に場所を変えることが難しいので、本当に必要な場所に、無理のないサイズで作ることがポイントです。

収納量と余裕のバランス

収納をたくさん作りすぎると、建築費が増えるだけでなく、居住スペースが狭くなります。目安としては、家全体の床面積の15%程度が理想です。家族の人数や暮らし方によって調整しつつ、必要以上に大きくしすぎないことが、快適な住まいには欠かせません。

利便性を考えた動線計画

収納は動線とセットで考えると使いやすくなります。リビングやキッチンで使うものは手元に、洗面室やランドリールームでは洗う・干す・しまうの一連の流れがスムーズになるように収納を配置します。生活の流れに沿った収納計画が、自然に片付く家を作るポイントです。

場所別に考える収納アイデアと実例紹介

収納は家の場所ごとに役割や形を変えると、さらに使いやすくなります。ここでは、玄関からリビング、キッチン、寝室まで、場所ごとの収納アイデアと実例を紹介します。

玄関の収納

玄関は、靴や傘、子どもの外遊び用品、アウトドア用品などを置く場所です。おすすめは、靴のまま出入りできる土間収納やハンガーパイプ付きのシューズクロークです。とくに二方向から出入りできるタイプは、買い物帰りにそのままキッチンに向かえる動線を作れるため便利です。

廊下の収納

廊下は単なる通り道になりがちですが、ここにも収納を設けることで、家全体の整理整頓に役立ちます。壁に凹みを作ったニッチや家族一人ひとりのもち物を収納できるファミリーロッカーを設置すると、散らかりにくい家になります

リビングの収納

リビングは家族が集まる場所であり、意外と物が増えやすいスペースです。テレビ下の収納や壁面ラック、階段下収納を活用すると、居住スペースを圧迫せずに物を整理できます。小上がりの床下収納も、子育て世帯に人気で、デッドスペースを効率よく使えます。

キッチンの収納

キッチンでは、食器や調理器具、家電の収納がポイントです。パントリーを設けると、ストック食材や調理家電をまとめて収納でき、作業効率が上がります。背面収納も活用すると、キッチンでの作業スペースを確保しつつ、物をすっきり片付けられます。

洗面脱衣室・ランドリー収納

洗面脱衣室では、タオルや衣類を収納するだけでなく、洗う・干す・しまうの動作がスムーズにできる収納を考えましょう。ランドリー収納やファミリークローゼットを設置すると、衣類や大物の布製品もまとめて管理でき、家事の手間を減らせます。

寝室・子ども部屋の収納

寝室や子ども部屋は、できるだけすっきりと保つことが大切です。ウォークインクローゼットを設置すれば、衣類をまとめて収納でき、季節ごとの入れ替えも簡単です。子ども部屋では、学習や遊びのスペースを確保しつつ、収納は子どもでも使いやすい高さに設計すると整理整頓が習慣化します。

ロフト・小屋裏収納

屋根裏やロフトを活用すると、普段使わない物や季節物をまとめて収納できます。ただし、換気や湿気対策は必須です。適切に管理すれば、居住スペースを圧迫せずに大容量の収納が可能です。

まとめ

片付けが続く家を作るには、収納の場所・使いやすさ・動線・家族の生活スタイルのすべてを意識することが大切です。注文住宅なら、これらの要素を自由に組み合わせて、家族全員が自然と片付けられる家を作れます。日々の暮らしを快適にし、物を探す時間や片付けの手間を減らすためにも、収納計画は家づくりの最初から丁寧に考えておきましょう。

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地盤:20年
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設計体制設計士が直接提案し、自由設計を自社一貫体制で実現設計士とコーディネーターが連携し、チームで提案・設計設計士が主導し、対話を重視した提案型設計を実施標準仕様×自由設計で、設計士が暮らしに合わせて提案専属設計士が一邸ごとに提案し、設計から施工まで一貫対応
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